7月の海釣り@東京湾 釣り船いわたでシロギスを釣る

東京湾で海釣り シロギス TRIP
TRIP

7月下旬に、船釣りに行ってきました!

女性で、初めて船に乗って海に出て釣りをしましたが、とても満足感がありました。

その様子をレポートします。

■東大井の釣り船「いわた」に到着

船宿いわたのお店の前です。朝7時集合です。

品川区で船宿を始めて30年の老舗です。

大井町駅から10分ちょっと歩いたところにあります。

店頭には釣りものが貼られています。

土日祝日はほぼ毎日出船しているようです。

今回はシロギスを釣ります。

時期により、イイダコ、ライトアジ、カレイ、タチウオ、ハゼ、カワハギ、メバルなどが釣れます。

お店のHPで、釣りものカレンダーが公開されています。

釣果も書いてあるので、参考になります。

お金を払い(女性は確か9000円から2000円ほど割引があり、7000円でした)、受付を済ませます。

船の上でいただくカップラーメンを選びます。

乗り口に向かいます。

■釣り船「いわた」から東京湾に出航

船の両サイドに一列に座り、出航です。

全員で20人ほど乗っていました。

年代は20代から60代まで幅広く、見回した感じ、特に30代が多そうでした。

女性も乗船していて、1割ほどでした。

1人で来ている方も多かったです。

出航後、最初は驚くほどの速さで進むので、帽子を飛ばされないよう注意が必要です。

勝島運河から東京湾に向かいます。

20分ほどで大井競馬場のあたりを過ぎます。

進むスピードが速く、波が立っています。

羽田空港のあたりです。快晴で気持ちがよい空です。

■いざ、東京湾にてシロギス釣り

1時間ほどして船が止まり、釣りを開始します。

餌の付け方、竿の振り方などをスタッフの方が丁寧に説明してくれます。

途中、船酔いで休みましたが、糸を垂らして10分ほどでシロギスが釣れました。

シロギスは20cmほどの大きさで、かなり運が良かったようです。

30分ほど経つと、船は次のスポットに向かい、東京湾内の7,8スポットで釣りをします。

仕掛けでシロギスを誘う様子です。

船宿いわた シロギス釣り 仕掛け誘い

シロギスは上から来るものに意識が向くとのことで、竿をあげたら、ゆっくり下におろす動作を繰り返します。

その後、休みながら3時間ほど糸を垂らしましたが、釣果はシロギス1匹、小さめのウルメイワシ?1匹でした。

他の乗船者は数匹釣っていました。

釣果は少なかったですが、船に乗って、風に当たり、大きい空を見ながらぼーっとする時間はとても楽しく、非日常感を味わうことができたので、とっても満足です。

大きな貨物船が横切ります。

こういった迫力のある海の風景も、船釣りの醍醐味です。

途中、カップラーメンをいただきます。船の上のラーメンは、格別です。

15:40、出航から8時間後に、舟着場に帰ってきました。

たっぷりと楽しむことができました。

降りた瞬間、安心したと同時に、早速また行きたいという気分になりました。

まだまだ夕方前の時間なので、この後は釣ったお魚を調理して楽しみたいと思います。

■海釣りの必需品

初めて船釣りに行ってみて、これは必ず持っていった方がいいと思うものがあったので、紹介します。
ポイントは、揺れ・日光・長時間コンビニに行けない、という状況に耐えられるグッズがおすすめです。

・酔い止め

船が勢いよく動いている時は気にならないのですが、釣りスポットに止まっている時は、船の揺れがすごいです。
数十秒で一気に酔いました。
隣の乗船者の方が酔い止めの薬を分けてくださり、飲んで甲板の上でしばらく(1時間ほど?)寝ていたら、釣りができる状態になりました。
もし薬を分けてもらえなかったら、乗船中の6、7時間は地獄と化していたでしょう…
特に車等、乗り物酔いしやすい方は、必ず、持っていってください。

・帽子

直射日光を遮る帽子はマストです。1日中、日光を浴びるので、帽子がないと、夏はとても暑いです。
熱中症予防のためにも、あるとよいです。
船の上は風が強く吹くこともあり、飛ばされやすいので、あご紐つきか、頭の締めつけ感を調整できる帽子がよさそうです。

・お菓子、軽食

乗船中、なぜかかなりお腹が空きます。

何もないとつらいので、お菓子や菓子パン、おにぎりを気持ち多めに持っていくと、安心できます。

7月下旬のいわたでの船釣りは、20人中、3,4人ほどが女性でした。

■女性の海釣り

・カップルでの海釣り

ほとんど男性かと思っていたので、意外と多かったです。

多くが20-30代で、比較的若かったように思います。

カップルで来ている方もいました。

「デートで海釣り」、ハードルは高いかもしれませんが、アウトドアが楽しめるカップルだったら、かなり盛り上がると思います。

1日中、開放的できれいな海と向かい合って、釣り方を変えながら魚と格闘するのは、2人だったらとても楽しい経験になります。

釣った魚は、持ち帰って、お刺身やフライにして調理して食べると、おいしいですしとても盛り上がります。

逆に、揺れや生の魚、生きたえさが苦手な方は、慎重になったほうがよいかもしれません。

えさについては、ルアーで釣る魚もあるので、魚種を選べば使うことはないので大丈夫です。

・海釣りでの女性の服装

女性の海釣りファッションは、軽い山登りをするよう服装の方が多かったです。

私も、ハイキングやゴルフに来ていくスポーツ用の服を着て行きました。

・海釣りでの日焼け対策

ただ、日焼けは要注意です。

海釣りは、屋根がない船の上で1日中過ごすため、めちゃくちゃ焼けます。

日焼け止めは、顔にはSPF50の強いものを三重ほど塗り、3時間おきにスプレータイプの日焼け止めで上から塗り直しました。

インナーケアとしては、朝出発前に飲む日焼け止めを飲んで、乗船中はビタミンCの錠剤を定期的に飲んでいました。

そうすることで、顔はあまり焼けなかったのですが、何もケアしていなかった足首はここ数年見たことがないほど茶色く焼けて、皮が少し剥けました。

船の上の直射日光は、強敵です。でも対策をしっかり取れば、極限まで日焼けを抑えることができそうです。

最初は服装の心配から日焼け、えさの付け方まで、心配もありましたが、行ってしまえば特に問題はありませんでした。

・船のスタッフの人や、他の釣り人たちがとてもやさしい

他の乗船者や、船のスタッフの方はとても優しいので、それも安心です。

酔っていたら、乗船者の方が明るく声をかけてくれました。とても元気が出ました。

そういった交流があるのも、釣り船の醍醐味かもしれません。

また、海釣りの女性客が何人かいて、同じ船に乗っていたことも安心材料になりました。

今は、釣りガールとしてyoutubeなどで活動している方も多いので、女性の間でも徐々に流行ってきているのかもしれません。

私もまた行ってみたいと思います。

■まとめ

いかがでしたでしょうか。

自分の体で海を感じ、魚を感じる海釣りは、とても楽しいです。

行ってみると、釣りは気軽いけるアウトドアということがわかるので、ぜひ女性の方も、挑戦してみてください。

大井町の釣り船「いわた」店頭のたぬき